第95回開校記念式典
卒業30周年(高校40回卒)記念事業:母校愛のリレー
「縣陵四重奏」 〜昭和最後の卒業生から平成最後の君たちへ〜
平成30年4月21日(土) 母校体育館

開校記念式典
新任の杉村修一校長の式辞、望月雄内窓会長の祝辞をいただき、上條桂史実行委員長の心のこもったスピーチがありました。
記念品(目録)が縣陵40より学校へ寄贈されました。

愛のリレー 「県陵四重奏

昭和最後の卒業生から平成最後の君たちへ〜
4人の講師がそれぞれの立場から4つのメッセージを在校生に伝えました。


山内武巳さん
テーマ:「共に支え生きる社会へ」
プロフィール:
学校法人専修大学 石巻専修大学人間学部教授。金沢大学教育学部を卒業後、中京大学大学院体育学研究科博士後期課程を修了し博士号を取得。石巻専修大学理工学部講師、准教授を経て、現職。特殊環境下の生体適応をテーマに睡眠、自律神経、運動機能に関する研究を行っている。高校時代は陸上部に所属し、インターハイに出場。

震災後の被災地での高齢者などの生活、睡眠、運動量などを調査。日頃から地域の活動に携わっている人はそうでない人に比べ活発な傾向があるなど、住民同士の信頼、助け合いによる人間関係が重要でありそれが充実すると幸福度も高い。石巻は人口が減少するなど今後の日本の課題が前倒しで起きている。インフラは整備されて来たが人間のほうはまだこれから。ボーダーレスをキーワードに、バリアをとりはらいコミュニティを再構築する。


西村雄吉さん
テーマ: 「LIVEのできる人材になれ!」
プロフィール:
明治大学法学部法律学科卒業後、三井ホーム東京支社および関西支社で住宅営業に従事。その後、上場出版社の中央経済社を経て2002年に東洋経済新報社に入社し現在に至る。出身は附属松本中で高校在学中はラグビー部に所属。空手有段者だが、最近は東京同窓会の合唱サークルに入門しテノール(?)を担当。

LIVEとはコピペができない価値。授業や町おこし、採用説明会から冠婚葬祭、仕事やさざまな活動などもLIVEのひとつ 。これからは単純作業はどんどんAIに取って代わられる。 マルチタスク、生身の人間を相手にするといった、 AIが太刀打ちできない能力、LIVE力を身につけよう。充実している大学の図書館を活用し、先生たちから多くを学び、古典に親しみ日本文化を語れる教養を身につけることが大切。

道正美枝さん
テーマ:「自分の健康は自分で守る」
~夢に向かって前進するために生活の中で足元を温めて巡らすことの大切さ~
プロフィール:
南山短期大学英語科卒 結婚、出産後 40歳で看護師を目指し長野県須坂看護専門学校へ入学 卒業後 栗が丘クリニックにて統合医療ナースとして看護師業務と官足法(足もみ療法)「冷えとり健康法」施術及び指導実施中 アロマセラピスト、インストラクターの資格も有する。

自身の経験から、体、特に足を冷やさず暖めることで血液の循環をよくし、より活動的で健康な体を維持する。
生活の中で足下をあたためて巡らすことが大切。
在校生が登壇し、実際に施術のデモンストレーションが行われました。

豊原 広幸さん
テーマ:「超少子高齢型人口減少社会を見据えて」
プロフィール:
松本市役所健康福祉部医務課勤務。法政大学第二経済学部を卒業後、旧波田町役場へ入庁し、平成22年3月の市町合併により、商工観光部等を経て、現職。高校時代はサッカー部に所属し、3年時には主将を務める。

少子高齢化で日本中が先行きに不安を抱く今日、成長可能性都市アンケートで上位にランクされる松本市。移住して来た人に優しい、適度に自然がある環境で働ける、子育てしながら働くことがしやすいなどの点で評価が高い。松本のよさ=生まれ故郷で心が落ち着く、自然にめぐまれ住みやすい、便利でもあり不便であるほどほど感がよい、松本山雅、お城などなど=を再発見し、松本に関心を持ってほしい。暮らすところの候補に松本を選択肢に加えてみて!

 
 
 
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第95 回 開校記念式典

杉村修一校長


望月雄内同窓会長

上條桂史 40回卒 実行委員長


記念品贈呈