第43回 松本県ヶ丘高等学校東京同窓会
2010年6月12日(土) アルカディア市ヶ谷(私学会館)3F 富士の間

43回目を迎えた県陵東京同窓会・懇親会。今回350名を超える参加者の皆さんを会場のアルカディア市ヶ谷「富士の間」でお迎えしたのは、2007年世界のフラワーアーティスト27名に選ばれた華道家「草月流」師範の横井紅炎先生による美しい桜のフラワーアレンジメントとアルプスの写真でした。
またロビーでは今回発行された会報あがた縮刷版や32期卒業生製作の特製県陵マフラータオルの販売が行われ、昨年に続いて20代、30代の若い皆さんの参加が多くなってきたこともあって会場は賑やかな雰囲気に包まれました。
懇親会
若干の模様替えの後、来賓・恩師の皆様方11名をお迎えし、いよいよ懇親会のスタートです。
大澤実行委員長による今回のテーマ「縣陵 そこは私たちの原点」を踏まえた開会の辞を経て来賓各位のご挨拶をいただいた後、32期同期の田中隆一さんが社長を務める大信州酒造株式会社の名酒「大信州」による盛大な鏡開き・乾杯で宴が本格的に始まりました。
今回のメインの企画は「県陵史」。幹事の32期生が卒業した1980年を軸として前後30年の県陵の歴史を当時の写真とヒットソングで振り返ります。途中からは32期ギター部OBによる生演奏が会場の雰囲気を盛り上げました。当時の学び舎・県陵祭・応援練習など、参加者の皆さんにとって「原点」である県陵時代を蘇らせ、あの日出会った友・恩師・故郷への思いを馳せる機会となったことでしょう。
会報あがた縮刷版の販売のお知らせ、県陵レディースからのお知らせの後は2010年度母校愛のリレーの映像が上映されました。4月24日に開校記念式典の際に上映されたもので、32期生がひとり1キロずつ走って379kmの襷リレーを全員参加で行うといういたってシンプルな内容ながら、それぞれの場所での当時の仲間との再会、蘇る県陵生としての繋がり、誇り、感謝の気持ちが湧き上がり、感動を呼んだ映像です。今回は後半のシーンから音楽部OBによるコーラス「翼を下さい」が映像に重なり、松本での上映時とは若干異なった感動のエンディングとなりました。
133個にも上る景品による抽選会が盛大に行われ、雰囲気が盛り上がった後は学ラン姿の応援団4名が登壇し、いよいよ覇権の剣の斉唱です。当時の応援練習そのままの怒声、発声練習など応援団の体型は変わってもその迫力に衰えはありません。何歳になっても、どこに居ようとも、覇権の剣を歌うだけで心を一つにできる県陵同窓生。素晴らしいと思います。

会も終盤にさしかかり、32期大澤実行委員長より、33期杉本新実行委員長へと襷がリレーされました。ステージ一杯に並んだ33期の面々は松本からの参加も含め30名以上の陣容で、杉本新実行委員長の力強い決意表明もあって、来年の総会・懇親会の成功を確信させてくれました。
最後に信濃の国を全員で歌った後、閉会の辞によって第43回県陵東京同窓会懇親会はお開きとなりました。
参加された皆さん、来賓・恩師の方々、本当にありがとうございました。